乱数
この記事は TeX & LaTeX Advent Calendar 2023 の18日目の記事です。17日目はYarakashi_Kikohshiさんでした。 19日目は7danmoroboshiさんです。 【目次】 大学入学共通テストの新傾向問題と言えば……!? 検討ポイント 乱数生成アルゴリズムの選択 「指定された…
LaTeXのカウンタ値の出力の仕方として, \newcounter{test} \setcounter{test}{123} \arabic{test} % => 123 というようなのはお馴染みです。 そこで,カウンタ値を半角数字ではなく全角数字で出力する,というお題を考えましょう。 \kansuji による変換 こ…
昨日,Python ワンライナーを用いて macOS のデフォルト状態でコマンドラインからQRコード画像を生成する方法を紹介しました。 doratex.hatenablog.jp この記事について,TeX界の大御所の目には,隠れた意図を軽々と見抜かれてしまいました 気をつけろ!! mac…
本日リリースされた TeX Live 2019 において,XeTeX に擬似乱数生成関連のプリミティブ \uniformdeviate / \normaldeviate / \randomseed / \setrandomseed が追加され,主要 TeX エンジンに乱数生成プリミティブが出揃うこととなりました。乱数生成プリミ…
前々回の記事 TeX で乱数を使う (2) では,「インプットした問題ストックからランダムな順序で出題する」というお題を扱いました。前回の記事 TeX で乱数を使う (3) では,「語順整序問題における語順をランダムに並べ替え,逆置換を用いてその正解も自動表…
前回の記事で作成した randomshuffle パッケージは,n次対称群 $\mathfrak{S}_n$ の元 $\sigma$ をランダムに生成したとき,同時にその逆置換 $\sigma^{-1}$ も生成する仕様になっていました。逆置換はどういう場面で役立つのでしょうか。 MathJax.Hub.Confi…
前回の記事では,TeX で乱数を生成するいろいろな方法を調べ,その使用例としてモンテカルロ・シミュレーションを見ました。本記事では,実際の組版の場面においてより実用的と思われる乱数の活用例を見てみましょう。 教材作成の仕事をしていると,周囲でし…
この記事は TeX & LaTeX Advent Calendar 2018 の19日目の記事です。18日目は keisuke495500 さんでした。 20日目は isaribi_saitoh さんです。 本記事では,TeX で乱数を取り扱う方法,および乱数の活用法を解説します。 線形合同法による擬似乱数生成 seed…