今年も国公立大学の前期日程の入試が終わりました。受験生の皆様,本当にお疲れ様でした。(後期日程などの入試が残っている受験生の方々は,引き続き頑張ってください。)
さて,今年の東大入試を見て,さっそく
2014年度用 鉄緑会東大化学問題集 資料・問題篇/解答篇 2004‐2013 (単行本)
- 作者: 鉄緑会化学科
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2013/09/21
- メディア: 単行本
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この本の「資料篇」に掲載している「東大化学の設問数推移」のグラフは,最新年度入試のデータを反映させて更新しました。昨年はExcelを使って描画していたグラフを,今回はTikZを使って描き直しました。
TikZはグラフィカルな図が簡単に描けて本当に便利です。
最新年度入試を反映したグラフ
近年,設問数の顕著な増加が目立ちます。昨年度,過去最高記録を大幅更新しましたが,今年度はその記録をさらに大幅更新し,とうとう40問の大台に乗りました。最少のとき(1993年)と比べると,約3倍もの分量となっています。
TikZのソース
#hyuki_diary アイディアメモ。結城メルマガで、LaTeX上で図を描くTikZの書き方を連載したらどうだろう。シンプルな例でTikZとその結果PDFを併記みたいにして。ネットを探すとすごく凝ったサンプルはあるんだけど、単純でいいものがあまり見つからないので苦労する。
— 結城浩 (@hyuki) January 22, 2014
とおっしゃっていましたので,グラフを描く簡単なサンプルではありますが,ソースを示しておく価値はあるかもしれないと思い,以下に上記グラフ描画コードを公開しておきます。何かの参考になれば幸いです。